「ねぇ、冬馬。なんで咲良なの?なんで咲良がいなくならなきゃいけないの??まだ1週間も生きてないのに…。」




冬馬は震える手でそっとあたしの肩を抱いた。



ただ、ただ黙ったまま。



あたしも冬馬も静かに涙を流すだけだった…






咲良を思って…。