星波が指差した先には大きな虹がかかっていた。 『きれぃ。』 柚菜は目を真ん丸にして虹を眺めている。 僕は、こんな柚菜が、キラキラした目をしている柚菜が大好きだ。 シートに座ってランドセルを降ろす。 『もうすぐ卒業だね〜。』