山川さんは、ポニーテールで柚菜よりちょっと大人っぽい顔立ちだった。 『ゆずちゃん〜久しぶり。』 『りかたん久しぶり。』 柚菜はそう言いながらも僕の後ろに手を握りながら隠れている。 『山川さん?』 『そうだよ。あっ!さっきの男の子。』