俺様男に心乱れて

どちらもセクシーで私に着こなせるとは思えないけど、どちらかと言えば青の方を着たいかなと思った。

「どっちにする?」

「え、じゃあ青い方で…」

「そう? 白のミニも捨て難いけど、そっちは今度にするか。オーナー、ブルーの方で頼むよ。時間はたっぷりあるから、バッチリ頼みます」

「かしこまりました。装飾の方はいかがいたしましょう?」

「全部オーナーに任せるから、目一杯綺麗にしてよ」

「かしこまりました。優秀なスタッフを揃えておきましたから、ご期待くださいませ」


私はそれこそ、頭の上から足の先まで、各専門のスタッフに手を入れられ、まるで別人のように変身していた。