俺様男に心乱れて

「ま、待って。お茶だけって言ったじゃない…」

何とか口を解放して言ってみたけど、

「気が変わった」

亮介さんの口と舌は私の首筋を這い、手は中へ中へと…

「さ、先にお風呂に入らせて?」

「無理だ。もう止めらない。おまえだって感じてるじゃないか。こんなに濡れて…」

「イヤ、そんな事言わないで」

「夕べは誰かの代わりで不完全燃焼だったから、今夜はたっぷり楽しませてもらう」


私は廊下で立ったまま抱かれ、その後はベッドに運ばれ何度も何度も、激しく激しく……

やがて私は、今まで経験した事のない歓喜の海に、深く深く沈んでいった…