俺様男に心乱れて

「私は晩ご飯を作るから、その間美緒とお風呂に入ってくれないかな?」

「やったー! おねえちゃん、入ろう?」

「うん。あ、私、着替えを何も持って来なかった…」

「死んだ妻ので良ければ何かあるよ。未だに捨てられなくてね」

「じゃあ、お願いします」



美緒ちゃんとのお風呂はとても楽しかった。美緒ちゃんははしゃぎっぱなしで、学校の事やマスターの事なんかを、休む隙もなくお喋りしていた。

その後の晩ご飯も楽しかった。マスターが作ってくれた料理は家庭的な味でとても美味しく、美緒ちゃんを中心に会話と笑いが絶えなかった。

「ごちそうさまでした」

「さあ、美緒。歯を磨いて寝なさい」

「おねえちゃんと一緒に寝たい!」

「小枝ちゃん、いいかい?」

「はい、もちろん」