「じゃあさ、 今度俺の好きな場所に来ない?」 「好きな場所?」 「ああ、俺は虐められた時に そこで空を見上げていたんだ。 今でもたまに行くけどさ。 一緒にどうかなって思ってさ」 「いいよ」 「なら決定だな。じゃあ今日は 沙織の家まで送ってあげるよ。 行こうか?」 「うん」 そして俺は沙織の家に着いて さよならを交わして家へと帰ったんだ。