素直になれない

「北村?」



「え?」



「もう委員会終わったけど」



「ごめん!!」



「何?そんな俺と一緒にいたいわけ?」



「な、なわけないだろ!」


「ぷっ、図星?」



「ば、ば〜か!」



あたしは小島から顔を背けた。



「俺は寂しいけど」



「えっ?」



思わず振り向いた。



小島は突然キスをした。


「んっ…!!」



「特別大サービス」



「な、なんでこんな事…」


「好きだからに決まってんだろ」



そういって小島は教室からでていった。