すると、 ♪♪♪〜。 陽斗の電話がなる。 「あっ、嫁からだ。ちょっと待ってて。」 それからあたしの隣で話す。 「えっ?今?まだ外。」 「うん、そろそろ帰ろうかと思ってたとこだから。あぁ、はいはい、はーい。」 あたしは隣で大人しく、音を出さないように静かにしていた。 車の中は音楽が流れているだけ。 切なくて悲しくなった。