「おかえり。」
「ただいま。ねぇ陽斗、今日大丈夫だったの?」
「ん?何が?」
「家にいたんじゃないの?」
「うん。いたよ。ありさから返事がないから、疲れてんのかなぁって思って少し待ってたけど家に帰ったんだ。」
「ごめんね、寝てしまってて。」
「いいよ。想定内。」
「ねぇ、じゃあ今日ここにいていいの?」
「あぁ。適当に言ってきたからいいよ。」
「適当に…って。ほんといいの?」
「うん。いいからここに来てるんでしょ?それより、ここから出発しよ。」
そう言いながら陽斗は左手であたしの手をつなぎ車を出した。


