「そっか。ゆっくりして行きなよ。」 「うん。そうだね。」 「でも…さ、小さい頃って早く大人になりたくなかった?」 「うん。なりたかった。背伸びした時期もあったし。」 「あたしも。でも大人になったって結局自分自身は何も変わってなくて、むしろ悩むことが増えたという。」 「ほんとそうだよね。もう悩みなんてなくなっちゃえって思うけど、悩むんだよね。」 「そうそう。」 それから少ししてあたしの家に着いた。 もっと話したかったから少し名残惜しかったけど、バイバイした。