唇が離れ、あたしは陽斗の胸に顔を埋める。 ファンデーションや口紅が服につかないように気を付けながら…。 「そんなんされたら、抱きたくなるよ。」 そう言いながら陽斗はあたしの髪の毛をなでる。 しばらくそうしていて、 「そろそろ帰らないと。」 陽斗の声で我にかえる。 寂しくなる。