「ふむ、通常の仕置きじゃもの足りない……ということか」 「通常!?」 通常のお仕置きって何!? 「まぁ仕置きは後からじっくりするか」 「しなくていいから早く願いを叶えて欲しいの!」 願いさえ叶えてもらえれば、ウタクから逃げ出すんだから! 私の目をじっと見つめてからウタクは「ふん」と不満そうに息を吐いた。 「俺は神だから、お前の願いを叶えてやることはたやすい」 「なら……!」 「だが条件がある」 ……条件!?