明に会って、話しをしないといけない。 まだ、ほんの少し… 見えてきただけだから… 「明に合わせてください。」 無言のまま明の居場所を書き写したメモを握らされた。 明の母親の目は真っ赤で、責める事も追及することも出来ない。 ただ聖美は俺以上に悩んで、苦しかったはず。 俺が聖美を愛さなければ、辛い想いも苦しい想いもさせずにすんだのかもな… 真実を知りながら隠していた聖美の痛々しい心の叫びが聞こえた気がした。