北区3丁目… 俺は明の家を探した。 建売一戸建てが並ぶ。 街路樹の木々が風でざわめく。 ウルサイくらいのセミの声。 額から流れ落ちる汗。 真夏の太陽が容赦なくアスファルトを照り返す。 明の家を探して歩く。 一件一件表札を確認しながら。 自然が比較的多いその場所に明の家はあった。