「聖美… 大丈夫?? 」 「うん…/// 」 俺の腕の中で真っ赤な顔をして頷いてる聖美は、あの日の明を思い出させた… 「明…?? 」 まさか… まさか… 聖美の… 明の… 表情が固まる。 「何言ってるの…お兄…ちゃん… 」 その声は震えてて… 俺の腕からするりと抜けだすと制服に袖を通す。