「やっと、愛し合える… あたしお兄ちゃんに会いたくて帰って来たんだよ。」 「本当に… 聖美なのか?? 」 「うん。 」 俺の目の前にいる明が聖美で… 「あたし、これからは明として生きて行く。 そしてお兄ちゃんと堂々と恋愛する!! 」 「それは…ムリだろう… 明ちゃんには明ちゃんの生き方があるんだから…」 「お兄ちゃんは嬉しくないの?? あたしが帰って来たのに…」 「そんな事ないよ… ただ… 」