絶好の天気。 蒸し暑いくらいのこの夜空にきっと綺麗な花が咲く。 明の家までは何となく迎えにいけなくて、近くの駅で待ち合わせた。 真実を両親から聞かされる前と、聞かされて後で、俺の中でも何かが変わってしまっていた。 だからって、俺と明の仲がどうなるって事もなくて… 明を守っていきたいと思う俺には変わりはない。 ただ… 明のご両親に会う気持ちにはなれなくて。 俺の… 叔母さん夫婦なんだけど…