胸騒ぎにも似た感情が、俺の心臓を鷲掴みにする。 ドクンドクン… ドクンドクン… 「春川、とりあえず右京の隣な。」 用意されていたように、空席だった俺の隣に君は座った。 「よろしくお願いします/// えっと…聖君。」 今日はお兄ちゃんじゃないんだな… まさか… まさかだよな… なぁ聖美… 君が目の前にいるなんてことないよな??