もう… あたしの事は放っておいて…
この瞳にあなたを映す度、切なくて苦しくて…
好きでいっぱいになっていく。
本当は… あなたの事何て好きになる予定じゃなかったの。
でも… あたしの空想、想像、妄想よりも…
聖美が話していたあなたよりもあたしの瞳に映り込んだあなたな素敵だったから。
想像恋愛が、恋に発展してしまった。
計画は… あなたのせいで全部狂った。
あたしは、好きでもないあなたと聖美として恋をして、聖美をお好きなあなたを聖美の瞳にいっぱい見せてあげたかったのに…
あなたに、聖美… 聖美… って呼ばれる度にあたしの中で何かが壊れるような感覚に襲われていたんだ。
苦しくて… 叫びたくて… 悲しくて…
誰にも言えなくて…
聖美が抱えていた苦しみに少しは近付けているのかなぁ??



