「おまたせ… 何から聞きたい?? 」
「明… 明は聖美から聞かされていたんだよね??」
「聖君と聖美の事?? 」
「あぁ。」
「聞いてたわ。知らない事がないってほど… あたしが初めて聖君に会った日の事憶えてる?? 」
「桜の下で… 」
「そう。あたしが聖君に駆け寄った。」
「そして、明は俺をお兄ちゃんって呼んだ。」
「憶えてたんだ。 あたしが何であなたを聖君ってわかったと思う??」
「写真でも見せられてたとか…?? 」
「ちがうわ。 聖美の大好きだった桜の木の下で切なそうに桜を見上げてた。」
「それだけ?? 」
「赤毛の髪に… 手の甲の火傷。 聖美を庇って火傷したんでしょう??」
「そんな事まで話していたのか?? 」
「えぇ。 聖美はその頃から愛されてたのかもってのろ気てた。」
本当に幸せそうに…



