「オジサン…?」 白い髭のオジサンをよく見ると、それはあの太ったオジサンだった。 「もしかして…サンタクロース?!」 「はっはっはっ!ちょっと前までクリスマスを知らなかったのが嘘みたいだな!!」 オジサンは嬉しそうに笑っている。 「どうしてオジサンが…?」 「ん?あぁ。サンタくんは昨年がんばっただろう。そして1番になった。君のその時の願いごとは覚えているかい?」 サンタクロースは楽しそうにサンタに質問する。 サンタは昨年のことを一生懸命思い出した。 「あ………。」