ゆきんこ造雪所【企】



サンタは笑顔で女の子の喜ぶ顔を空から見ていた。

「良かった。」

これでお願いごともかなえてあげることができた。
サンタは雪を降らせた時にこんなに嬉しくなったことはなかった。

「よし。」

サンタはたくさんの雪を持って、約束をしている少年のもとに向かって行った。

サンタは何にもできないけれど。
それでも。
プレゼントを雪を贈ることはできる。

サンタは急いで雪の中をかけて行った。