「どういうことですか?」 「サンタくんも知っているだろう?昨年、地球に来た子の結果。」 「あ………。」 そうだった。 オジサンに言われてサンタは思い出した。 昨年地球に来た子はビリから数えた方が早いくらいの順位だった。 「こんなに雪を作ったのに…?」 「地球の天候は変わりやすいんだ。だからこれからサンタくんに頼みがある。」 「頼みですか?」 「やってくれるかい?」 「もちろんです!!」 サンタはすぐに返事をした。