サンタがまた歩いていくと、今度は白くて大きな建物につく。 大きな建物の近くには大きな木があって、その下にはベンチがあった。 サンタはそこに座ってぼんやりと考えはじめた。 すれ違う人達の多くはサンタに何かお願いしていたり、クリスマスのことを考えていた。 もちろんクリスマスを楽しみにしている人、中には嫌がる人もいて、気持ちはイロイロ。 だけど理由はやっぱりわからない。 (…どうしてみんな知ってるんだ?クリスマスってなんなんだ?)