Snow Song-君といた輝雪-

『こ、これって!!』


雑誌の写真には、俺が雪葉の肩に手を当てている姿が写っていた。


そう…パーティーの日の外での会話のあの姿だ。


雑誌を閉じた瞬間、祐輔から電話がかかって来た。


もちろん内容は…この雑誌の事。


俺はとりあえず否定した。


そしたら次に雪葉のモデル事務所の方が俺の家に訪ねて来た。


俺は車に乗せられ事務所まで案内された。


中に入ると、ソファーには雪葉が座っていた。


前に見た時よりも少しやつれていて、少ししんどそうだった。


『君が優人君か…』

事務所の社長が俺に話し掛けて来た。