Snow Song-君といた輝雪-

そんな熱い視線が俺には痛かった。


よりいっそう居場所を失くした感じだった。


そして夏稀に思いを告げるタイミングもなくしてしまった。


そんな俺とは無関係に、パーティーは盛大に続いていた。


そしていよいよプレゼント交換に入った。


入場の時にプレゼントをスタッフに渡したのと同時に受け取ったナンバー入りのプレート。


プレゼントにランダムにつけられたナンバーと、ナンバープレートのナンバーと同じ物を貰えるシステムだ。


俺のナンバーは53番。


1番の人から順番に呼ばれ始めた。


『優人…何番?』


祐輔が俺の手に持つナンバープレートを覗き込んだ。