「りお〜」
バッ
「あ、ごめん日野さん、藤井のほう!」
「あ…すいません。」
は、恥ずかしい…
自分だと勘違いして振り向いてしまった…
「……」
横目で、少し藤井くんの方をみてみる。
…なんで、あんなに見た目怖いのに、友達が多いんだろう。
同じ、名前なのに…
りおと呼ばれるのは、いつも藤井くん…。
すると、友達と話し終えた藤井くんがこっちを向いて、目があってしまった。
「っ!」
あわてて、窓の外に目を向ける。
みてたの、バレたかな。
チャイムと同時に、みんなが席に着く。
藤井くんも、席に着く。
「日野チャン、教科書みせてー」
「あ、はい。」
藤井くん、いつも通り…。
気づいてなかったのかな。
「……。」
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