なぜ私は、朝から土方さんの顔を見て目覚めなければいけない・・・。



布団・・・もう一式あるから呼んだんじゃないの??


雑魚寝は、いくら、春だからって・・・寒いよね・・・?



静かな朝。



まだ、誰も起きてないんだろうか?



私は、そっと土方さんに布団をかけて、ふすまを開けてみた。



空気は、澄んでいて私が居た未来とは大違いだ。


この自然を人間は汚してきたのか。



そう思うと少し悲しくなった。



「さむっ・・・・。」



中で寝ている土方さんに冷たい空気が当たらないように、襖を閉める。