私が左之をこらしめている間、斎藤さんと沖田さんが不思議そうに私たちを見つめていた。



土方さんの登場で、二人が原因を聞くことになった。



その頃には左之はボロボロだった。



「副長。それは、本当ですか。」



「あぁ。間違いねぇ。俺の目の前でしっかり胸に手を当てていた(ニャ。」



「左之さん。僕結構心広いからさぁ?今ここで僕に斬られてくれたら許してあげるよ。」



「ひでぇ!!みんなひでぇ!!あれは本当に事故なんだ!」



「ほぉ?事故なのにあんだけしっかり味わってたじゃねぇか?」



「そーそー。本当に事故だけなら私も優しいから斬るだけで許してあげたのに。しっかり感想いってたからさぁ?」



凛は、真っ黒な笑顔で、