剛君は「あり得ないだろ?」と、私と基槻に同意を求めて来た。
私は「うん」と、何度も頷いた。
しかし基槻は、「成長してない剛も悪い」と言い出した。
「何で林と女子が言い合い?もしくは取っ組み合いになった時、剛は助けた?火に油を注ぎ掛けたわけだろ。もしあいつが停学にならなかったら、噂はデカクなった。
違うか?」
「…違わないな;;」
京滋君は苦笑して煙草を消した。
言われて気付いたんだろうか。
「けどさ、深川君だって、忘れたとは言わせないよ?」
「何をだよ」
「高3の時、片桐葵衣の後釜と言われた1年の“小沢美結ーオザワミユー”と…」
…な、懐かしい;;
私は「うん」と、何度も頷いた。
しかし基槻は、「成長してない剛も悪い」と言い出した。
「何で林と女子が言い合い?もしくは取っ組み合いになった時、剛は助けた?火に油を注ぎ掛けたわけだろ。もしあいつが停学にならなかったら、噂はデカクなった。
違うか?」
「…違わないな;;」
京滋君は苦笑して煙草を消した。
言われて気付いたんだろうか。
「けどさ、深川君だって、忘れたとは言わせないよ?」
「何をだよ」
「高3の時、片桐葵衣の後釜と言われた1年の“小沢美結ーオザワミユー”と…」
…な、懐かしい;;

