優しい風〜隠れ美少女の初恋〜【完】

「友里ちゃん!お茶の準備してくれる?」



「了解です」



私は職員ルームで誰かの荷物を戻しに来た友里ちゃんにお茶汲みを頼み、リハパンじゃない人の連絡帳を鞄に戻し、パソコンから食事のテーブルの配置割りを印刷した。

1番から5番まであるテーブル。

今日は5人ずつ割り振られてる為、4番のテーブルしか使わない。

私はスタッフの名前をテーブルの絵の中に書き入れ、担当者を決めた。

内線で信子さんが上と下のどちらで食べるか確認し、信子さんの名前を、空いてるテーブルに書いた。

私は一番テーブルを、友里ちゃんと宮迫さんと担当する。

ちなみにお昼は鯖の味噌煮。