優しい風〜隠れ美少女の初恋〜【完】

連絡帳を確認しつつ、内線をレク室に繋げる。



『はい。レク室、菜月です』



「あ、遊です。おはようございます」



『遊ちゃん、おはよ!』



「申し訳ないけど、職員ルームまで渡部さんをお願いします」



『了解しました』



私は受話器を置き、書き終えた連絡帳をカゴに戻し、デスクにひっくり返した連絡帳をまた1冊、手に取った。



「失礼します…」



渡部さんが中へ入って来た。

私は「どうぞ」と、余ってる回転椅子をコロコロと隣へと運んで来て座らせた。



「ちょっと、話があってね?」



そう、前置きをしながら、渡部さんから話を聞く事にした。