数分して唇が離れると、基槻は優しい抱き締めて、頭を撫でてくれた。



「基槻…?」



「ん?」



「離さないでね…」



キスだけで酔いしれちゃうけど。

まだまだ慣れない事がたくさんあるけど。

えっちなんて当分は先になっちゃうと思うけど、私と居て?



「遊が離れるなよ?」



「私は離れないもんっ」



私の全て、基槻のモノだもん。

気持ちだって、基槻のモノ―…。

私はベッドの中でも、基槻に包まれた。



「私だけの場所?」



「あぁ。でも、陽…あ、姪っ子だけは許してやって?(笑)」



…そこはちゃんと、譲らせて頂きます;;(笑)