優しい風〜隠れ美少女の初恋〜【完】

「おかえりなさーい!基槻からメールで教えて貰ったわよ。早く入って!」



基槻のお母さんは笑顔で出迎えてくれた。

ダイニングに行けば、ビールを呑んでご機嫌な基槻のお父さんが「いらっしゃい」と行ってくれた。

私は基槻がお母さん似だと思ってたけど、本当はお父さん似で、あまりのイケメンさにボストンバックを床に落としてしまった。



「……凄い……」



一瞬、ドキッとした。

私は赤くなった顔を隠すように、「今日からお邪魔します!」と、大袈裟なほど、頭を下げた。

お兄ちゃんも「すいません;;」と頭を下げる。