優しい風〜隠れ美少女の初恋〜【完】

私は「学校サボってデート?」と、2人へ近付く。

舞子ちゃんは「うん…」と頷き、京滋君は「俺らの事はともかく」と、少し怒った様子。



「何で、怒ってるの…?」



私は京滋君の顔を探るように見て訊く。

そんな私に投げ掛けられた言葉は、「浮気?」の一言。



「―――へっ!?」



…誰と、誰が浮気?

浮気してる人が居るの?

私は「誰が?」と、聞き直す。



「だから、遊ちゃんが!!
基槻には“休む”ってメールしといて、男の人と会ってたよね!?」



「うん…?」



だとしても、何故、京滋君はこんなにも必死なんだろう。