「明日からまた、高校生活、楽しめな」



風君は煙草を吸いながら、俺らに微笑む。

「はい」と頷いた俺に、隣に座る遊が、「基槻が居れば、十分に楽しいよ」と言ってくれた。

…不意討ち…っ。

恥ずかしくなった俺は、2人から顔を逸らした。



「基槻って、初なんだな!(笑)」



風君は俺を見て爆笑。

遊は「茹でタコ!」と、俺の頬を突っつく。

…マジ、この兄妹ヤダ…(笑)

特に風君が嫌だ!!(笑)



―基槻 SIDE END―