優しい風〜隠れ美少女の初恋〜【完】

「急にすまない」



お兄さんに謝らせてるし…。

俺は「大丈夫です;;」と返して、大人しく座り直した。

一旦、遊ん家に行く事になり、着けば遊は着替えに戻った。

窓を開け、煙草を吸い始めたお兄さんとミラー越しに目が合う。



「緊張しなくて良いから。俺の事、風でもお兄ちゃんでも好きに呼んでくれたら良い。敬語もいらんしね」



「はい…あ、わかった;;」



タメ口にこんな緊張したのは初めてだ。

敬語は苦手だから、ありがたいのは確かだけど。

俺は「風君で;;」と伝えると、「おう!」と、笑ってくれた。