幸子と有紀人が手配した船で沖へ出る・・・・


そして・・・・


マコを海へ返した・・・・・


マコ・・・・


来世で・・・・・



ふたたび・・・・・・


美咲の肩を智也がそっと 優しく包んだ。

そして 耳元で呟くようにささやいた・・・


『誠 おまえの 代わりじゃ 役不足かもしれないけど・・・・
 お前が 今度 美咲ちゃんに 会う日まで 俺が彼女を守るから・・・
 なら・・・いいだろう?』


波のきらめきのなかで マコが さわやかな笑顔で微笑んだようなきがした・・・


そうだよね・・・・



明日という字は『明るい日』と書くんだもんね・・・・


明るく元気に幸せに前向きに生きなくちゃね・・・



                      END