「この前はほんまにおおきに!うわー!めちゃくちゃうれしい!同じクラスやってんなぁ!これからよろしくやでー!!」
わたしを含めクラスの全員がイチカのマシンガントークにぽかんとする
「神崎、お前三村の知り合いだったのか?」
担任が聞く
「そうやねん!俺が迷子なってるとこを無月が助けてくれてん」
「そうか。じゃあ三村の後ろの席空いてるからそこでいいか」
「ほんまに?やったー!!」
えー!!
ちょっと待って!
頭がついていかないんですけど!!
一人混乱していると肩がトントンと叩かれた
反射的に振り向くと暖かい笑顔があった
「よろしくやで!無月」
あぁ…
わたしの心臓そのうち止まるんじゃないかな
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