「ねぇ、理子ちゃん。俺の話聞いてる?」
菊池君に顔を覗き込まれてあたしはぐっとこぶしを握りしめた。
「……――ないで」
「え?」
「……――あたしの幸せを勝手に決めないで!!」
あたしがそう叫ぶと、菊池君は目を丸くして面喰っているようだった。
「ちょっ、どうして怒ってるの?」
「自分の幸せはちゃんと自分で決める。菊池君に勝手に決められたくない!!」
「だって紫苑君は……――」
「紫苑のことをこれ以上悪く言ったら、絶対に許さないから!!」
あたしのことなら、どう思われたっていい。
だけど、紫苑のことならば話は別。
紫苑を傷つける人は、いくら友達でも絶対に許せない。
すると、ギュッと唇を噛みしめているあたしを見下ろして菊池君はバカにしたように鼻で笑った。
菊池君に顔を覗き込まれてあたしはぐっとこぶしを握りしめた。
「……――ないで」
「え?」
「……――あたしの幸せを勝手に決めないで!!」
あたしがそう叫ぶと、菊池君は目を丸くして面喰っているようだった。
「ちょっ、どうして怒ってるの?」
「自分の幸せはちゃんと自分で決める。菊池君に勝手に決められたくない!!」
「だって紫苑君は……――」
「紫苑のことをこれ以上悪く言ったら、絶対に許さないから!!」
あたしのことなら、どう思われたっていい。
だけど、紫苑のことならば話は別。
紫苑を傷つける人は、いくら友達でも絶対に許せない。
すると、ギュッと唇を噛みしめているあたしを見下ろして菊池君はバカにしたように鼻で笑った。



