キスフレンド【完】

だけど、俺が菊池と二人っきりでいても話すことなんて何もない。


共通の話題もないし、特に話したいこともない。


シーンっと静まり返る部屋の中。


先に口を開いたのは菊池だった。



「ねぇ、理子ちゃんとはどうやって出会ったの?」


「……なんで?」


「いや~、あんなに可愛い子とどうやって出会ったのか気になって。高校が同じとか?」


「まあ、そんなとこ」


適当にそう答えると、菊池は「ふぅ~ん」と気のない返事をした。