もう何度目だろう…



三年になってから、こうやって呼び出されることが増えた。


不思議だ…


何で?俺なんかがいいんだ!?




よく知りもしないくせになんで好きだと言える??






何で‥‥そんなに簡単に言えるんだよ…







『悪いけど…俺、好きな奴いるから……。』



それでも断る事に慣れなくて

毎回胸が痛む…





そして毎回、聞かれるんだ



「三浦さん??」

『‥‥あんたに関係なくね?じゃ…』

「…」



クールぶってるのも
きつい言葉使いも



あいつ以外はいらないから

こうしてれば嫌われるんじゃないか…


と、いうガキっぽい考えからの態度だった。




『‥‥他の奴にはわかるのに何で気づかねぇんだよ…』


歳を重ねるごとに


あいつはどんどん大人になって


俺は子供になってる気がする…