私が自宅に戻ってから両親の喧嘩が毎日のように行われた。








私はその間、本を読まなくなった。








その後、両親は離婚した。









母親の話では、私を自由に育てるか、今まで通りの教育をさせるかで喧嘩したらしい。


















結果、離婚をして、私は母親の方へ付いた。














中学卒業後、私の生活は自由になった。







やりたい事をして、読みたいと思った本を読む。





私は読みたくない本を今まで読まされたのであって、本が嫌いではなかった。







読む選択の自由がほしかった。















私は母親の名字を受け継いだ。















新たな名前…『白崎ナナミ』としての人生が始まった。