リビングでマコが出てくるのを待っていたら、 「あがったよ。」 と声がした。 「おー。」 「お茶飲む?」 「うん。」 カチャカチャと音がして、コップにお茶を注いでくれた。 「はい。どうぞ。」 「飲ませてやろうか…?」 「え…いいよ。自分で飲む…。」 「いいから。」 そう言って俺は一口お茶を含むとマコの顎を掴んで口づけをした。 そっと口を開けて、マコの口に流し込む。 マコの喉がゴクリと鳴った。