お弁当を買って帰って、食事をした後はマコの部屋で寛いでいた。 ベッドを背もたれにして座っていると、お茶を持って入って来た。 お茶を入れるマコをじっと見ていた。 視線に気付いたマコが、 「何?」 と微笑んで言う。 優しい落ち着いた笑顔だ。 さっきのファミレスにいた時とは全く違う。 「こっちにおいで。」 とマコの手を引っ張り、足の間に後ろ向きに座らせてギュッと抱き締めた。