そんなことを考え、ぼーっとしてたら、 笑い終えた先輩がこっちの方を見ていることに気付いた。 「なんですか?もしかして……何か顔に付いてますか?」 「ううん、付いてない。中入ろっか。」 「はい。」 お店の中に入ると、甘いいい匂いが漂っていた。 ここの店はここら辺では結構有名で、 いつも行列ができている。