「だぁー!もううっせ!! そんなに騒ぐんなら 俺はもう王子様役なんかおりんぞ!」 この声は…………。 「で、でも…っ ひかるくん似合いすぎっ!!」 …………ひかるは 舞台そでからでてきた。 それはまるで おとぎばなしから抜け出てきた王子様そのものだった。 「あ、……」 ひかるがあたしに気づく。 ………悔しいけど、似合いすぎてる。 あの足の長さにたいして 細すぎない腕とか …なんか、とりあえず全部サマになってますよ、あの人。