バタン。 いきおいよく部屋に入り、ドアを閉めた。 着替えないでベットに倒れこんだ。 「…はぁー。」 静かな部屋で一人ため息をついた。 「今日はいろいろありすぎたよ。」 うん、ありすぎた。 栗野と二人っきりで過ごした時間は短くあっという間だった。 だけどあたしにとっては、すごくドキドキして恥ずかしかったけど、あの時間を過ごせて嬉しかったし幸せだった。 これが 恋をしてる ってことなんだね。