そして、その日の昼休み。
いつものように屋上でお弁当を広げたわたしは、ユウちゃんの言葉に動きを止めた。
「ねぇ サユ!
カイ君とまた会えるかな?」
満面の笑みでサユミちゃんに尋ねたユウちゃん。
「「え!?」」
思わずサユミちゃんと声が重なってしまった。
「カイ君……? ダイチンじゃなくて?」
訊き返したサユミちゃんとわたしも同じことを思っていた。
土曜の夜、カズ君の運転する車に隣あわせに座ったダイチ君とユウちゃんは、それなりに意気投合してるように見えた。
だから、乗ってきてすぐに寝てしまったカイ君の名前が出るなんて予想外だった。
しかも熟睡してしまった彼のせいで、そのあとの予定は何も立てられず解散になったんだから。



